募集

当研究室を見学・受験ご希望の学生さんはメールでご相談ください(miurak*kumamoto-u.ac.jp, *を@へ変えてください)。進学検討のためのラボ見学も歓迎します。日本学術振興会PDを申請したい方は、まずは三浦までご相談下さい。

ハダカデバネズミが本格的に研究されるようになってきたのは2000年代になってからで、まだ研究者人口も限られている、比較的若い研究分野です。パイオニアとしてこれからのハダカデバネズミ研究業界を形作っていくのは、今そこに居るあなたです。デバの謎に一緒にチャレンジしませんか?当研究室は医学部に所属していますが、理学部、工学部、農学部、獣医学部、薬学部、全国の様々な大学学部出身の学生を受け入れています。(院生・学部生・研究員の出身:北大・慶應大・東大・武蔵野大・麻布大・星薬科大・信州大・富山大・岐阜大・京大・京都薬科大・九大・熊大・崇城大など)

熊本大学は、学内共通機器類・最新技術の解析支援、研究室間の協力体制がしっかりと整えられています。研究室間の研究員や学生さんの交流や助け合いも活発で、国内外からの招聘セミナーも多く、ハード面でもソフト面でも非常にHappyに研究に邁進できます。若手で元気な研究室主催者が多いのも大きな特色です。

当ラボでは主に下記のテーマについて、分子生物学・細胞生物学・生化学・発生工学的実験や、次世代シーケンシング技術などを駆使しながら、研究を行っています。興味がある人はもっと詳しく説明するので、ラボ訪問等で聞いて下さい。

①デバ特有の長寿・老化抑制機構
配列・発現の観点でデバ特異的な挙動を示す遺伝子に着目しながら、個体の恒常性維持、老化抑制や長寿に関連する分子機構の解析を行っています。

②デバ特有の発がん抑制機構
in vivoでの摂動に対するハダカデバネズミの組織動態に着目して、発がん抑制機構の解析を行っています。

③デバの発生工学技術の開発
ハダカデバネズミ特有の老化・発がん耐性機構を真に実験的に証明するには、個体の逆遺伝学的解析系の開発が必須です。そのための発生工学技術開発を行っています。

④デバの社会性の制御(総研大沓掛研、東大奥山研との共同研究)
ハダカデバネズミの協調的社会の制御に関する研究を行っています。

デバ研究は研究の歴史が比較的浅いため、過去の参考文献が少なく、実験系も自分で立ち上げないといけないことも多いです。そのため、自分で考えて動きたい(もしくは動けるようになりたい)人ほど、楽しめる研究室だと思います。コアメンバーに加えて、様々な分野の共同研究者も出入りしていますので、広い分野の研究内容を学ぶことができます。

上記のハダカデバネズミ研究に携わりながら、一連の研究スキル(研究目標設定・実験計画の作成・実験技術の習得・実験データ取得と評価・考察・見やすい発表スライドの作り方・聞きやすいプレゼンテーション方法、理解しやすい・魅力的な科学文章の書き方等)を学び、習得することができます。

当研究室で用いる技術:
ハダカデバネズミ(非モデル動物)を用いた様々な解析技術・ES/iPS細胞等各種細胞の培養法、primary culture、PCR、電気泳動、real-time PCR、western/southern/northern blot、ベクターの構築、培養細胞/個体へのエレクトロポレーション/レンチウイルスを用いた遺伝子導入、各種顕微鏡を用いた観察技術、Flowcytometry、in situ hybridization、免疫染色、組織切片作成、各種組織染色、胚操作、CRISPR/Cas9を用いた遺伝子改変、次世代シーケンスのデータ解析技術(他の非モデル生物解析への展開も可能)、生体・細胞の代謝解析 等。

<デバ研での生活>

私や他の先輩たちは、自主性・やる気のある学生さんに対する支援は惜しみません。要領よく利用してスキルアップしてください。朝9時から17時がコアタイムです。動物や初代培養細胞を使う他の生物学・医学系の研究室と同様、実験に時間と手間がかかります。夜遅くなることも結構あり、土日に実験が入ることもある(少なくともどちらか1日は来ることがほとんど)ですので、生物系のwet研究を志す学生としてのやる気と基礎的な体力は必要です。

当ラボでの生活は下記になります。

火曜9時〜12時:ミーティング・ディスカッション(個々が、二週間に一回pptとレジメを用意して発表)
金曜9時〜11時:論文セミナー(担当者が最新の原著論文を読んでパワーポイントにまとめて、プレゼン)

その他の時間:実験・データ整理・勉強・学会準備や論文執筆など

1年に1回(4月)、新歓進捗発表会を開催。前回からの進捗と今後の計画をまとめて発表し、議論する。
(プレゼンテーションの訓練も兼ねます)

半年に一度程度、個人面談を行う。

研究進捗に応じて、各種国内/国際学会において、ポスター発表、口頭発表を行う。

新歓・バーベキュー・ラボ旅行・忘年会・歓送別会等は随時開催ですが、新型コロナの状況を見ながら実施します。